フランスはこの日曜日が母の日=Fête des mèresでした。
お料理も今日はお休み、という事で、夕食はベトナムレストランへ行く事に。
ニース駅近くのレストラン、初めて行ったのですが、お店の人の感じも良くて
お料理も美味しくて、とっても満足。
また行きたいお店です。
さて、今回のムスメ
今までの外食で一番ぐらいにおりこうさんでした。
お店の方が気を利かせて、先に持ってきてくれたチャーハン。
もくもくと、しっかり完食していました。
しかし、こういう「子供フレンドリー」な機転は、アジア系のお店の方が効くかも。
アジア系、特に東南アジアは子供が居て当たり前っていう対応で
うるさくしても、子供たくさん連れてても、誰も文句を言わなくて微笑ましくみている感じがします。
今回はムスメは大人しく一人で黙々とチャーハンを食べていてくれて
私たちも普通に食事をする事ができました。
チャーハンを食べ終わったら
持参したノートとペンでお絵描き。
これも、私たちの食事が終わるまで、一人で静かにお絵描きして遊んでいてくれて
こんなにゆっくり外でご飯食べられたの初めて!! ぐらい。
ちなみに私が食べたのは、ボブン。
フランス人大好きな、ベトナムメニュー。
汁なし米麺、牛肉とネム(春巻き)乗せ、みたいなやつ。
もやしとかミントとか酢漬けの人参がトッピングされていて、混ぜながらいただきます。
このお店があるエリアは、ニースの中でも駅近くで治安があまり良くないと言われるエリアにあります。
いわゆる、移民系のお店が多かったり、ロマ(ジプシー)がウロウロしていたりするところで
まあ、むやみやたらに怖がる必要もないし、普通に気をつけて明るい時間に歩いていれば問題ないのですけどね。
ただ今回食事をしているときは、
店の前で、ロマの酔っ払いが大げんかをして大騒ぎになっておりました(汗)
ちょうどガラス張りの店の前で繰り広げられているロマ達の言い争い。
ウィスキーのボトルを持ってヨタヨタしているから
相当酔っ払っている事は間違いない様子の男達と、
ベビーカーにベビーじゃないものを積み込んだロマの女達と
怒鳴りあい、罵り合い。
フランス語じゃない東欧の方の言葉で喋ってるから
何言ってるかさっぱりわからないんだけれども。
ううーむ、とか思いながら夫と目配せしつつ、
ムスメに不安が伝わらないように至って普通ににこやかに食事を続けておりました。
とりあえず私らが食事終わって外に出るまでに終わってたらいいなあと・・・。
そんな風に思っていたら、レストランのオーナーのおばちゃま、
年の頃は、そうねえ、50〜60ぐらいかな。
小柄で華奢なお母さん、
スタスタと表へ出て行って、何やらロマ達にピシピシ身振り手振りをつけながら二言、三言。
すると大虎のロマ達、うなづきながら退散していったのでした・・・。
なんだこの小さなお母さん、強い!!とか思ったら
店内にいたお客さん達から、「ブラボーー!マダーム!!」の拍手が。
ガラの悪いヤクザみたいなもっさいの相手に、
ベトナム人のちっちゃいお母さんが5秒で撤退させる様子は
圧巻でした。
おかげで、その後は美味しく食事を続けることができました。
Fête des mères (母の日)
私もこんな風に強くたくましいお母ちゃんになりたいな。
あやかりたいです。
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